言葉に遅れがある子(ABAによるマッチングの効果)
2018/08/29
さやの初語は「ママ」で、1歳半くらいに出た言葉です。
それから2歳を過ぎるまで、「ママ」以外の言葉はほとんど出ませんでした。
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言葉の遅れ
2歳を過ぎてから、様々な単語が出てきましたが、二語文が言えるようになったのは3歳を過ぎたあたりでした。2歳の検診では言葉の遅れを指摘されました。
心理士の先生からは、「自閉症の傾向がある」と言われました。
さやは後に「アスペルガー症候群」という診断が医師から下るのですが、アスペルガーは言葉の遅れがない子に下される診断という感じがしたので意外です。
診断名はともかくとして、自閉圏にいる子で、言葉に遅れにある子に対する療育で効果的なことは共通しています。
それは、ABA(行動療法)でポピュラーに行われている「マッチング」です。
マッチングの効果
さやが通っている療育センターでも、「マッチング」という名の療育がありましたが、動物や食べ物のイラストを半分に切った紙を合わせることや、紙に印刷された柄と同じ図柄のシールを貼るというようなことでした。
しかし、言葉に結びつくこととしてのマッチングはもっと別の方法であるということにABA関連の本を読んで気づいたのです。
本などでは、子供を相手にしたマッチングの方法やタイミングがわかりにくかったので、専門家に実際にやってもらい、理解することができました。
さやはマッチングによって語彙が増え、なおかつ物事の様々な「概念」を理解することができました。
マッチングの方法を紹介したいところですが、図や動画をじっくり作成してからにしたいので、また後日に。
関連記事(1):自閉症スペクトラム児(発達障がい児)がマッチングをすることの意味