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子どもに「どうして療育に通っているの?」と聞かれたら。障害を自覚するのはいつ?

      2019/04/19

障害のある子と自分との違い

(この記事は2014年2月26日に書いたものです。)

 

私の娘、さやは3歳から療育センターに通っています。

 

娘の通う療育センターは、幼稚園と併用する人が多く、私の娘も年少から幼稚園に通っています。(年中から転園もしましたが・・・)

 

年少のときに、「どうしてさやは○○○(療育センター)に行ってるの?」と娘が私に質問をしました。

 

自分は療育に通っていて、幼稚園を週に何回か休まなければならないけれど、幼稚園に通っている子の大半は、幼稚園だけに通っているということに気が付いたようです。

 

娘はアスペルガー症候群(現在は自閉症スペクトラムに含まれています)なのですが、アスペルガーは知的障害を伴わないので、普段からいろいろな疑問を私にぶつけてきます。

 

娘は療育センターで他の子の様子もよく見て知っているので、なんとなく、どのような子が療育に通うのか、わかっているだろうな、と思いました。

 

そこで私は、

 

「○○○(療育センター)にはお話のできないお友達もたくさんいるでしょ?
生まれたばかりの赤ちゃんがお話ができないのはさやも知ってるよね?
赤ちゃんが少し大きくなって、2歳ぐらいには簡単なお話ができるようになる子が多いんだけど、さやは2歳のときにはお話ができなかったんだよね。
だから○○○に通うことになったんだけど、今はちゃんとお話ができるようになったよね。
ちゃんとお話できるようになったけど、さやが○○○で楽しく過ごしているから、続けて○○○に通っているんだよ」

と娘に説明をしました。

 

多分、子供にとって、障害のある子と自分との違いを一番はっきり認識する部分は、「話せるかどうか」にあるような気がしたので、娘には言葉の発達のことだけを理由に話してみました。

 

もちろん、癇癪やパニック、感覚過敏など、他にも理由はいろいろあるわけですが、子供がわかる範囲のことで受け入れられることは、「発語の遅れ」くらいのような気がしました。

 

現在、普通に話せるようになっているなら、過去に 「発語が遅れていた」という事実はそんなにショックなことではないだろうと思ったのです。

 

娘は私の説明で納得したようで、それ以上は聞いてきませんでした。

 

先日見たハートネットTV「自閉っ子 学校へ ―父が撮った240日―」は録画しておいたのですが、昨日、娘が勝手に一人で見ていました。

 

「自閉症」という言葉が何度も出てくるので、見せない方がいいかと思い、「オセロやろうよ」と遊びに誘っても、「これ見るの!」と頑固に言うので結局最後まで見ていました。

 

4月から小学校の支援級に行くので、娘は支援級での学校生活を知っておきたかったのでしょうか。

 

いつも、いろんなことを疑問に思い、「なぜなぜ」攻撃をしかけてくる娘が、「自閉症」という言葉を聞いても、「じへいしょうってなに?」と聞いてこないのが不思議でした。

 

きっと、自分なりに自覚していることがあって、自分は他の人とは違うということが、ほんの少しでもわかっているのかもしれません。

 

人と違っているような気もするけど、それを受け入れたくない気持ちもあるのでしょうか。

 

この先、娘が障碍について聞いてくるようなことがあったら、もう少し詳しく話してあげなければいけませんね。

 

でも、一生聞いてこないかもしれないし、先のことはわかりませんね。。。

 

自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方 (ヒューマンケアブックス)
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