自閉症スペクトラムの子は水遊びが好き!水を使ったおもちゃ
今年の夏は猛暑が続きました。
外の公園などは熱中症が気になるので、我が家ではベランダで水遊びです。
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自閉症スペクトラム(発達障害)の子は水が好き
自閉症の子は水が大好きとよく言われていますが、娘のさやも水道の蛇口からいつまでも水を出しっぱなしにして水の感触を楽しんだり、流れていく水の様子を見て楽しんでいたりします。
親としては、水道代や洋服がびちょびちょになるのを気にして水遊びをやめさせたい気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
でも、本人の好きなことを通して療育につなげられるなら、水遊びもあながち無駄ではないと思います。
水を使った本格的なおもちゃを発見
私はボーネルンドのショップをたまにのぞくことがありますが、なかなか良い療育グッズが揃っています。
「アクアプレイ (AquaPlay) アクアボックス カナルロック・ハーバー」という水遊びセットはボーネルンドのショップにこの夏、かなり目立つようにディスプレイされていました。
アクアプレイ (AquaPlay) アクアボックス カナルロック・ハーバー AQ516
これはいい!と思い、すぐに買いたい衝動にかられましたが、何せ大きくて持ち帰りが大変そうなので、商品名をスマホに記録して帰宅してからアマゾンで注文しました。
ポンプで上流に水をためて、せきを切って水を放水したり、水の力で低い所から高い所へ重たい荷物を運んだり、いろいろ道具を操作しながら水遊びができます。
この「道具を操作」というのが大切なことで、自閉っ子の水遊びというのは触っているだけや見ているだけなど、単調になりやすく、それこそ自分の世界に入りがちです。
「アクアボックス カナルロック ハーバー」は、「物を水に浮かぶ」「水の流れをつくる」「水の力で物を動かす」といった水の特性を、大好きな水遊びを通して学ぶことができます。
最初、一人で遊ばせておくと、クレーンで荷物の積み下ろしばかりをやっていましたが(常同行動か?)、私が「水をためまーす」とか「水を流しまーす」とか言いながら、いろいろ操作して見せると、「わたしもやるー」と一緒にいろいろな道具を動かして遊びはじめました。
自閉症スペクトラム児(発達障害児)の療育には言葉やものの「やりとり」が大切ですね。
いくつか種類がある「アクアボックス カナルロック ハーバー」
ショップには1種類しか展示されていなかったのですが、Amazonで探したら、「アクアボックス カナルロック ハーバー」にはいくつかの種類があることがわかりました。
アクアプレイ (AquaPlay) カナルロック ハーバーマリーナセット
上の画像のマリーナセットは水路がはっきりしているので、プラレールのように船を流す楽しみがありますね。
船は人が乗っていたり、車も乗せられるんですね。
コースも組み換えられて面白そうです。狭いスペースで遊ぶときは上の画像のように組み替えるとよさそうですね。
アクアプレイ (AquaPlay) ブリッジ&ハーバーセット AQ1650
橋がついているバージョンもあります。当然ながら、橋には水は通らないので、人形遊びの要素があるわけですね。
すっきり収納!しまう?しまわない?
「アクアボックス カナルロック ハーバー」は上の画像のように収納できるようになっています。
使っていて思うことは、パーツがたくさんあるので、遊ぶ都度しまうのは面倒だということです。
我が家では夏のシーズンだけベランダに出しっぱなしにしています。
遊び終わったら邪魔にならないベランダの隅っこに寄せておいておく程度のお片付けです。
夏が終わったら上の画像のようにパーツを収納しようと思っています。
取っ手がついていて持ち運びできるので、きちんと収納して夏の帰省先に持って行ったりもできそうですね。もちろん、電車は大変なので車で帰省するときなどに。
「アクアボックス カナルロック ハーバー」は広がりのあるおもちゃなので、お子さんの大好きな水を通して「やりとり」を促す夏の療育にオススメです。