自閉症スペクトラム児(発達障がい児)のためのマッチング課題動画(1)文字の導入
2018/09/09
アマゾンで頼んでいた三脚が届いたのでようやく動画を撮影できました。(この記事を書いたのは2013年8月16日です。)
はじめてのYoutubeへの動画投稿、頑張りました。
まずは動画を見て下さい。
6歳の子が3歳のときにやっていた課題を撮影のためにやっています(今現在はこんな課題はお茶の子さいさい。)
プロンプト(助けるためのヒント)のタイミングを撮影したかったので、「1回だけわざと間違えて」とお願いしたところ、何回も間違えようとしてしまいました。間違え方が不自然ですみません。
マッチングに使用している用紙は薄い黄緑で、A4を6分割に折り目をつけています。
かなり年季が入っていますが、最初、専門家の先生にいただいたものを大事にずっと使っていました。
動画では褒め言葉と手のひらタッチを強化子にしていますが、前の記事にも書いた通り、3歳当時はチョコベビー1粒が強化子でした。
3歳当時は多動全盛期だったので、座って課題をさせるのに一苦労でした。テーブルはなるたけ壁に近いところに置いて、子供は壁側にして、移動できる範囲を狭めるとよいし、そのうち子供もその空間に馴染んできます。
この撮影のために以前使っていたマッチングのカードを久しぶりに手にとってみましたが、なんだか感慨深いものがありました。
娘よ、成長したな。
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