数字のマッチング教材がいつのまにか進化していた(ファンラーニング カウンティング・ボックス)
(この記事は2013年12月1日に書いたものです。)
今日は天気のよい爽やかな休日。
私も娘のさやも大好きなお店、ボーネルンドへ行きました。
さやが3歳で療育を始めた当初より、世の中に立派な療育グッズは増えてきたなぁと、最近よく思うのですが、ボーネルンドでも療育に使えそうなものがたくさんありました。
買う?手作り?療育にかかる時間とコストを考察
最初は、いろいろなカードやツールを手作りしましたが、時間というのは貴重な資源なので、便利なものは買ったほうがよいように思うようになりました。
療育にどの程度お金をかけるか、という家計のことを考えるとシビアな話ですが、私なりに考えたことがあります。
例えば、ABAの療育を実施する組織、「つみきの会」などにセラピストを頼んだりすると、1時間あたり数千円だったりするわけですが、推奨される週40時間の療育を全部セラピストさんに頼んだりすると、とんでもない金額になり、我が家は破産です。
では、親がセラピストになってやればよいではないか、ということですが、週40時間を目安と考えると、家事もやらなければならない母親が、その時間を果たして捻出できるでしょうか。
そこで、療育を始める当時に考えたのは、40時間という時間にとらわれずに、その日その日のベストを尽くして療育に取り組むことと、自己流のABAにならないように、ABA指導のできる人の教室(月2万円くらい)に週1回通って療育を受け、それを見ることでABAの極意を学ぶことでした。
そのスタンスで療育をすることで、セラピストを頻繁に雇うよりは安い金額で療育をすることができました。
療育グッズも手作りしたものもありましたが、このブログでもいろいろ紹介しているように、買えるものはできるだけ買うようにはしました。
教材になるようなものは、きれいに使っていると、後でヤフーオークションでそこそこの値段で売れるので、購入した金額の7割くらいの金額で売るようなつもりで買っていました。
さやが発達障害の診断を受ける前、私は知育に興味があったので、「ドッツカード」を買ったことがありますが、使い終わって、オークションに出品したら購入金額に近い額で売れてうれしかった記憶があります。
まあ、とにかく、私は「セラピストを雇うことを考えたら」という比較において、使うお金の設定を考えたわけです。
話が家計の話と大分それましたね。(汗)
ここから本題。療育に便利な動物のカウンティングボックス
私が以前、手作りしていたようなものが、療育グッズとして登場したのをボーネルンドのお店で発見しました。
「これは便利」と思わずつぶやいてしまったのが、「ファンラーニング 動物のカウンティング・ボックス」です。
ファンラーニング 動物のカウンティング・ボックス
以前の記事に、手作り感満載の数字のマッチングを紹介しましたが、さやが3~4歳当時に売っていたら絶対買ってしまうだろうと思います。
数字を覚える前の子どもを対象としているようですが、「これって自閉症療育でよくやるマッチングと同じじゃない?」と思いますよね。
見た目においても子供のやる気を誘うし、青いチップをマッチングさせるのは、量の概念の獲得にもつながります。
カードも適度な厚みがあるので、そうそう痛んだりはしないと思います。
本当に、私は以前撮影した「数字・量の概念の獲得」の動画がバカらしく思えてきますよ。(ため息)
マッチングは、マッチングさせる対象をいろいろ組み替えていく作業が必要で、出題する方は面倒だったりするわけですが、このカウンティング・ボックスにはたくさんの組み合わせのカードが入っていて、横長のマッチング対象のカードをどんどん変えていけばよいので、とても便利です。
これって、奥田健次先生が出たテレビ(NNNドキュメントじゃなくてもっと短いやつ)で子供とのセッションに奥田先生が使っていたような気がします。(うろおぼえ)
「奥田先生、なんかいいもの使ってる!」とそのとき思った記憶が・・・。
洗濯板で洗濯をしていた時代の人が、「洗濯機ってなんて便利なの!」と言っているような心境と言いますか、新しい時代の便利なモノが本当にうらやましい・・・。