絵カードやスケジュール作成にラミネーターの導入(おすすめ)
(この記事は2014年1月6日に書いたものです。)
自閉症スペクトラム障がいの子の中には、先の見通しを視覚的にはっきりと提示することで、落ち着きある生活を送れることもあります。
自閉症児の視覚支援とラミネーター
私の娘、さやはひらがなが完璧に読めるようになるまでは絵カードを作って、スケジュールを示してあげていました。(PECSとも言いますね)
我が家にはスケジュールボードがあり、外では次に移動するところがわかるように、カードをリングに通して使用していました。
ひらがなが読めるようになった今では、イレギュラーで不安になりやすい予定のときだけ、ひらがなで白い紙にさささっとスケジュールを書くだけなので、以前よりはラクになりました。
絵カード作りのためによく使用していたのがラミネーターなのですが、絵カードを使用しなくなった今では、以前ほどの頻度では使用しなくなりました。
ラミネーターの使用場面
最近、ラミネーターをたまに使用する場面としては、落ち葉や押し花をしおりに加工するときです。
何故そのようなことをしているかというと、さやが幼稚園でお友達と交わすお手紙に、アイカツカードというのがたまに入っていて、そのお返しに落ち葉のしおりをあげているからです。
アイカツ(テレビアニメ)カードは幼稚園に持って行ってはいけないことにはなっているのですが、担任の先生も、見て見ないフリというか、「見えないようにやってね」という感じで、「本当はいけないけど黙認」という状態です。
「本当はいけないけど黙認」という不確かなルールをアスペルガーのさやが理解できるわけもなく、お友達に「だぶったカードあげる」と言われて困っていました。
アイカツカードというのは、データカードダスというゲーム機で使用できるもので、お菓子のグミとかフィッシュソーセージなどにもオマケで入っていて、同じカードが当たってしまうこともあり、子供としては交換したいところなのでしょう。
「お手紙の封筒の中に入れちゃえば見つからないんじゃないかな」と私が言うと、「先生に見つかるかもしれないから無理」とさやは言います。
もらったカードのお返しはしたいと言うので、親子で悩んだ末、例の「落ち葉と押し花のしおり」を思いつき、担任の先生には、お友達に「落ち葉と押し花のしおり」をあげてもよいという許可を得ました。
アイリスオーヤマのラミネーター
我が家で使用しているラミネーターは、アイリスオーヤマのハガキサイズのものなのですが、何故このサイズにしたかというと、省スペースを考えたからです。(部屋の収納を考えるのがわりと好きなタイプなので)
現在はハガキサイズのラキネーター(アイリスオーヤマ)は生産していないようです。
私が購入した当初も、A4サイズ対応のモデルと価格が大きく変わらなかったので、大は小を兼ねるということで、A4サイズの方が売れていたのかもしれませんね。
後々、大きいサイズが欲しくなる
後々になって、もっと大きいサイズにしておけばよかったと思うことが何度かありました。
先月も、療育センターのクリスマス会の出し物(ペープサート)を担当のお母さんたちと作ったときに、ラミネーターを使おうということで、我が家のも持って行ったのですが、サイズが限られてしまってほとんど使わず、Oくんのお宅のA3ラミネーターがメインで使われていました。
OくんはPECSを使用している自閉症のお子さんなのですが、Oくんのお母さんは最近、幼稚園で描いたクレヨン画などもラミネーターで加工して保存しているとのことで、大きいサイズだとPECS以外にもいろいろ用途があるものなんだなぁと感心しました。
クレヨンは色移りがするので、保存したい絵をラミネートするのはなかなかよい発想ですね。
最近は落ち葉や押し花をラミネートするだけですが、Oくんのお母さんの話を聞いて、さやの描いた絵や面白い落書きなんかもラミネートしてみたいな、と思い始めました。
アイリスオーヤマ ラミネーター A3/A4対応 LM32E ホワイト
アイリスオーヤマのラミネーターですが、価格はA4対応のモデルが3,110円、A3まで対応のモデルが¥3,980円とそんなに大きく変わりません。
私のように後で後悔することもあるので、少しの価格の違いならA3対応がベストな気がします。