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アスペルガー症候群のアイドル、倉持由香さんのニュース(自画撮り)を見て

      2019/03/12

倉持由香

(この記事は2014年2月18日に書いたものです。)

 

倉持由香さんのことは以前から知っていたのですが(アスペルガー関連のことで)、最近Yahoo!のトップニュースにその名が出ていて、頑張っているんだな、と思いました。

 

だいぶ前、倉持由香さんがアスペルガー症候群であると自分でカミングアウトした記事を読んだとき、「ほんとにアスペなのかな」という疑問が湧きました。

 

それは、倉持さんが中学のときに精神科を受診するいきさつが、アスペルガー的ではないな、と思ったからです。

 

倉持由香さんは本当にアスペルガー症候群?

 

倉持さんは中学のとき、人とうまく話せなくなり、学校へ行けなくなります。

 

その原因は、親や先生など周囲の期待に沿うよう生徒会長をやって優等生を演じたり、優秀だったお兄さんの存在を意識しすぎたり、まわりに良く見られたいという思いが強くなってしまったことにあると話しています。

 

その話の次に、「病院で、アスペルガー症候群と診断されました」と続くので、上記の理由だけでは、ストレスを積み重ねた末の神経症にしか思えなかったのです。

 

アスペルガー症候群の診断は生育暦も重要なので、幼児期のことが語られていないと、診断の妥当性に頷けないものがありました。

 

しかしその後、「菊地診療所」というアイドル(?)菊地栞(しおり)さんの番組で倉持さんが対談したとき、病院で発達検査(WISC?)を受けたことと、「てんかん」の薬を飲んでいることを話していたのを聞いて、アスペルガーということに疑いを持たなくなりました。

 

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発達障害の人はてんかんを併発することはよくあることなので、てんかん持ちでWISCの言語性IQが動作性IQを上回っているのであれば、お医者さんは生育暦も問診しているだろうし、間違いないのでしょうね。

 

定型発達に合わせた生き方を選択

 

倉持さんはそれ以後、あまりアスペルガーについて語らなくなり、今回のYahoo!ニュースにもそのことは書かれていないので、隠しているわけではないだろうけど、障害のことでまわりに理解してもらう生き方ではなく、自分が定型の人に合わせていく生き方を選択したのだな、と思いました。

 

倉持さんは大学受験のためか、しばらく芸能活動を休んでいた時期があり、休業以前のブログ(現在は消滅)では、本音をストレートに書いて度々炎上していたとのことです。

 

最近のブログでは、文章はそれほどたくさん書かれていなくて、倉持さん自身が自分を撮った写真(自画撮り)がたくさんアップされています。

 

「文章より写真」という、自分の得手不得手をわかった上で、あえて「写真」なのかな、と思いました。

 

水着とかお尻とか、あられもない姿の写真ばかりなので、同性の私としては倉持さんのブログを何度も見たいとは思わないのですが、自ら望んでどうしてこのような写真ばかりなのかな、と考えてみました。

 

倉持さんは体を鍛えるのがお好きなようなので、品川庄司の庄司さんがタンクトップでいるのと同じ理由なのかな、と勝手に納得することにしました。

 

どうしても母親目線で見てしまいますが、自分の娘がブログでお尻の写真を掲載していたら。。。
悲しいです。大切に育ててきたつもりなのに。

 

でも、「グラビアアイドル」というのは一つの文化なのでしょうかね。

 

倉持さんのように、「グラドル自画撮り部」まで作って世間に呼びかけ、「グラビアアイドル」という一つのジャンルの苦境を救う活動をするほどの思い入れを持ち、賛同する人がたくさんいるわけですよね。

 

倉持さんの願いが叶うといいな、と思います。

 

 

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