感覚過敏(触覚過敏)用の子供服があるらしい(”soft”アスペルガー、発達障害向け)
2019/03/06
(この記事は2014年2月3日に書いたものです。)
発達障害の代表的な特性:感覚過敏
アスペルガー症候群、自閉症などの発達障害の人には、感覚過敏の症状を持つ人がいます。
感覚過敏には、聴覚過敏、視覚過敏、嗅覚過敏、味覚過敏、触覚過敏などがあります。
中には、過敏の反対で、感覚が極端に鈍感な人もいて、感覚鈍麻というそうです。
感覚鈍麻の人は、厚さ寒さを感じにくかったり、痛みに鈍感だったりします。
私の娘、さやはアスペルガー症候群ですが(現在は自閉症スペクトラム障がいに含まれています。)、聴覚過敏があり、イヤーマフを要所要所で使用していますが、その他は若干の視覚過敏と嗅覚過敏があります。
味覚に関しては、4歳までは食べられるものの種類が極端に少なかったのですが、幼稚園の給食を経験したりして、大分食べられるものの種類が増えてきました。
手軽には羽織れるもので体温調整
さやがよく、「暑い!」とか「寒い!」とか、しょっちゅううるさく言うので、簡単に羽織ることができる上着を何種類か用意しているのですが、最近、それが小さくなったので、新しく買うことにしました。
上着の中でも、カーディガンは特に重宝していて、パーカーのようにフードがないので、カーディガンの上にさらにダウンジャケットなどの厚手の上着を羽織りやすく、便利です。
療育センターがフード付きの服を禁止しているので、療育センターに通ってからは、あまりフード付きの服を買わなくなったということもあります。(フードを他のお子さんが引っ張って転倒しないようにということかな)
さやは軽いアトピー性皮膚炎があるので、なるべくコットン素材の服を買うようにしているのですが、コットンのカーディガンを探していたら、偶然、「感覚・触覚過敏症、アトピー用子供服」というのを扱っているお店がAmazonに商品を出品しているのを見つけました。
“soft”というお店で扱っているものですが、触覚過敏用の服の特徴としては、
・素材はもちろんコットン100%
・タグなしで平らな縫い目(外縫製)
・首回りがワイドカット
・酵素で洗浄し、植物性染色で安心安全
サイズもいろいろ選べるようです。
デザインはナチュラルなものばかりで、派手めのデザインが好きな人にはちょっと物足りないかもしれません。
私自身、ナチュラルでシンプルなデザインはわりと好きで、GLOBALWORKや無印良品のような手頃なお店で大人の服と子供の服の両方をよく買ったりしています。
そういう私のような趣向からすると、”soft”の触覚過敏用の服はそんなに悪い印象はなかったりします。
私の知人で「ヒステリックグラマー大好き!」な人がいて、子供の服もヒステリックミニのものばかりだったりしますが、サングラスをかけた赤ちゃんのイラストのプリントなど、なかなか奇抜なデザインですね。
まあ趣味趣向は人それぞれですが、触覚過敏やアトピー性皮膚炎対策としての実用性を優先して考えるなら、「soft」の服はなかなかよいと思います。
今回、さやに買ったのは、下の画像のコットンカーディガンです。
感覚・触覚過敏症、アトピー用 子供服:ソフトカーディガン:グレー
無地なので、合わせやすくていいな、と思います。
“soft”のラインナップ
“soft”の服は、種類は多いとは言えないですが、その他の子供服もいくつか以下に紹介します。
ソフトカーディガン:ネイビー【8歳/Lサイズ】 | |
Tシャツ:サスペンダー【XS/3-4歳】 | |
ナチュラルTシャツ:ラズベリー (S) | |
長袖Tシャツ:ダヌーブ (XS) | |
長袖Tシャツ:グレー【XS/3-4歳】 | |
子供服:Tシャツ:ネックレス (XXL 年齢11/12歳) | |
ガールズワンピ:ラズベリー(L/8歳) | |
ナチュラルスカート:ボーダー (11/12歳) |
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