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療育センターの人間関係に疲れた人のこと(親の会)

      2018/12/30

疲れる

(この記事は2014年1月23日に書きました。)

 

療育センターの親同士の人間関係に悩む人。
わりとたくさんいるのではないでしょうか。

 

親の会の活動がさかんなところだと特に。

 

親の人間関係を悪化させる親の会

 

娘のさやが3歳になってすぐに療育センターの通園に通いはじめ、今が6歳なので、わりと長く通っている方だと思いますが、今までに、いろいろな人間関係のぶつかり合いを見てきました。

 

争いごとが特に多かったのは、一学年上のお母さんたちで、役員の仕事のことでかなりもめていました。(役員は幼稚園でいうところの「年中」の学年全員でやります)

 

役員の仕事というのはかなりクセモノで、役員になってから親同士の関係が悪くなった人たちは、どの学年にも必ずいるような気がします。

 

これは夫婦の関係にも似ていることで、共同作業が増えていき、だんだんとお互いの違いが見えてきて、「この人ってこんな人だったの!」という場面が、役員の仕事を通して増えてくるからかもしれません。

 

娘の通う療育センターは、幼稚園並みにいろいろな行事をやるので、行事に関わる仕事がたくさんあり、私の経験では、幼稚園の役員よりも大変でした。

 

大変な仕事を通して、絆が深まることもあると同時に、仲が悪くなることもあります。

 

一緒に役員もやって、私がよくお付き合いさせていただいているお母さんたちは、直接ぶつかりあったりするような人たちではありませんでしたが、「あの人のここが許せない」という気持ちを影で言い合っているようなところはあります。

 

療育の先生を独占して反感を買う人

 

反感

最近、「どうしたものかなぁ」と思ったことがありました。

 

Aくんママは、Aくんの成長を療育の先生に伝えるのが大好きで、療育が終わっても、先生とずっと話しています。
幼稚園での写真を先生に見せたりしながら、かなり長い時間、話をしています。

 

Bくんママも、先生と話をするのが大好きな人ですが、Aくんが療育に来る曜日は、Aくんママのせいで先生と話ができないことが多く、Bくんママは「Aくんママが嫌い」と私や他のお母さんたちによく言っていました。

 

また、AくんがBくんをぶったりすることが多く、そのことを深刻に受け止めないAくんママの態度にも怒っていました。

 

そして最近、Bくんママが、少し感情的にAくんママに「あなたは勝手」みたいなことを言ってしまう出来事があり、AくんママともBくんママとも親しくしている私は、「ありゃりゃ」と思ったわけです。

 

私から見ると、AくんママもBくんママも、両方に似ている部分があるのですが、Bくんママの方が正直な人なので、話しやすいといえば、話しやすいです。

 

なので、私はどちらかというと、Bくんママと話したり、行動を共にすることが多いのですが、Aくんママとも会えばいろんな話はします。

 

 

AくんママとBくんママが仲直りするようなことが、この先にあるのか謎ですが、2人とも、皆で会っているときは普通にしているので、このまま無難に時が流れていくのを祈ります。

 

人間関係は運次第

 

人間関係はコントロールできるものでもなく、面倒な側面もありますね。
でも、人づきあいから得るものはたくさんあります。

 

療育センターで出会って、親しくしているお母さんたちは、さやのことをよく理解してくれて、一緒に飲食店などに入っても、さやが苦手な音のする場所から遠い席をとってくれたり、わかりやすい言葉で話してくれたりして、有難い存在です。

 

母親の世界というのは、社交辞令を言う人も多いので、社交辞令と本心の区別がなかなかつきにくい私のような田舎モノは、戸惑うこともありました。

 

でも、療育センターで出会った同じ学年のお母さんたちは、長いつきあいの中で、社交辞令を言わない人であることがわかったので、私は安心してつきあっています。

 

あと、誰かを仲間はずれにしたりしないところも好きです。

 

人がたくさんいれば、「この人はあの人が嫌い」みたいなことは当然あるのですが、それがあっても、ランチや公民館の個人的な遊びも、同じ学年で集まるときは皆が必ず全員に声をかけています。

 

人間関係は自分次第、と言う人もいますが、運も十分に関係しているかもしれません。

 

療育センターでの親の関係は、学年によってまちまちで、構成メンバーしだいで過ごしやすさが違います。

 

もちろん、自分の子どもの療育のために通うところなのですが、年少までは母子通園で、年中では役員になることもあり、親同士の関係が密接すぎて、疲れてしまう人もいます。

 

一つ上の学年のお母さんで、「早くここをやめたいと思っているの」と私に言った人がいました。

 

その人はしばらくして、療育センターをやめていきました。

 

多分、私の子と学年が違うということもあって、本心を言いやすかったのだと思います。

 

確かに、上の学年のお母さんは、話し方がきつい人が多かったので、一緒に役員なんてやったら大変だろうな、と私も密かに思っていました。

 

 

障害のあるお子さんを育てるお母さんたちが、人間関係に恵まれますように。。。

 

 

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