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売上1000万?バリバラ「南の島の作業所(スオウの木)に行ってみた」を見て。

   

ヤマネコの足跡

(この記事は2014年10月26日に書いたものです。)

 

先日のNHK Eテレ「バリバラ」のテーマは「南の島の作業所に行ってみた」でした。
南の島ならではの独特のゆるい空気感がよかったです。

 

日本で最南にある作業所である沖縄・西表島の「スオウの木」。

 

島の素材を活かした人気商品を開発し、大原港内の直営ショップもあり、売上を伸ばしています。

 

昨年度の売上は1,000万円だそう。

 

この金額は、全国の作業所の平均を大きく上回るのだそう。

 

バリバラ

 

大きな売上の秘密は、西表島ならではの素材やテーマを選んで作った人気商品があることと、直営のショップで作業所以外の人が作った地元の人の作品も扱っていることで、品揃えに幅をもたせ、島のアンテナショップ的な役割を果たしていること。

 

作業所の工賃は、多い人で3万円をもらう人もいて、この額も全国平均を大きく上回るのだそうです。

 

番組では、いくつかの人気商品を紹介していましたが、どの商品も、人気になる理由がわかるようなセンスの良さでした。

 

イリオモテヤマネコの足跡がついている島の粘土で作ったメダルも、お土産として喜ばれそうです。
猫の肉球を思いだしますね。

 

スオウの木

 

貝のついたシェルクリップも、カラフルで可愛いし、実用性もあり、いいなと思いました。
人にプレゼントしても喜ばれそうです。

 

スオウの木

 

商品開発や品ぞろえなど、経営に工夫ができる人材がいると、作業所の売上増や作業所自体の安定につながるのでしょうね。

 

「スオウの木」は「わくわく感」のある作業所で、見ていて気持ちがあたたかくなってきました。

 

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