フィリップス セラピーライト(Golite)の商品評価。ブライトライトと同等に高照度光療法の効果が得られる?
(この記事は2014年2月5日に書いたものです。)
先日の記事に、NHKあさイチ「見過ごさないで 子どもの寝不足」の感想を書きましたが、番組中で紹介されていた高照度光療法のことも少しだけ書きました。
高照度光療法の効果をいろんなメディアで紹介
高照度光療法は冬季うつ病の治療法として広く知られていますが、あさイチで扱っていた「リズム障害」など、その他の睡眠障害にも効果があるようです。
高照度光療法については数年前からテレビやインターネットなど、様々なメディアで紹介されていました。
高照度光療法の主な適用症状は、冬季うつ病、概日リズム睡眠障害(リズム障害)、高齢者の不眠、夜勤や交替制勤務、アルツハイマー型認知症の人の徘徊などが代表的な症状だそうです。
我が家でも、娘の睡眠障害が冬に特に酷くなることもあり、「ブライトライトME」というのを買ってみたのですが、一定の効果は認められたものの、蛍光灯が消費して2500ルクス以上という基準値を数ヶ月で満たさなくなるので、交換用の蛍光灯が6本セットで5250円もするし、とてもじゃないけど続けられないという判断に至りました。
それでブライトライトMEは人にあげてしまったのですが、代わりに買ったのが「フィリップス セラピーライト(Philips HF3332)」です。
Philips HF3332 goLITE BLU/フィリップス セラピーライト
フィリップスという会社はそれなりに知名度もあるし、LEDなので長期的に交換不要というところもいいなと思いました。
我が家がアマゾンで購入した当時はレビューが全くついていなかったのですが、今ではいろいろな所でレビューを見ることができます。
フィリップスのセラピーライトの仕様
フィリップスのセラピーライトは、ブライトライトのように重くも大きくもないので扱いがラクチンです。
タテヨコ17cmくらいの大きさいです。
後ろにはスタンドできる棒が付いていて、この棒は取り外し可能です。
収納するケースも付いているので旅行先などにも持っていかれます。
ライトを付けると青い光が。
タイマーやアラームも付いています。
充電式で、家庭用電源で充電できます。
英語の取扱説明書がついてきます。
日本語に翻訳した取扱説明書もA4用紙にコピーしたような紙で付いてきます。
しかし、いかにも自動翻訳したような文章で、どこかヘンです。
表紙にも「製品を登録して、支持を得てください」というおかしな日本語があります。
誰からどんな支持が得られるのでしょうか。
英語の取り扱い説明書を見たほうがわかりやすかったです。
絵もあるし、そんなに難しい英語ではありませんでした。
フィリップス セラピーライトの効果
効果のほどですが、ブライトライトの方が効果が高い気がしました。
私がセラピーライトを使用してみた感じでは、朝にタイマーで起床の1時間前に照射するように設定しておくと、確かに寝覚めがよいです。
睡眠障害の娘が使用した場合の効果は、今のところ「ないよりはあった方がいい」といったレベルです。
子供なので、視力の低下を気にして推奨の距離より少し遠ざけて使用していることも効果が落ちてしまうことの原因かもしれません。
視力の伸び盛りの時期を過ぎて、もう少し大きくなったら推奨距離で試してみたいです。
後記。2019年現在はラインナップが豊富
上記の記事を書いてから4年が経過しましたが、2019年現在は、様々なメーカーから様々な光療法を意識した商品が販売されています。
価格も下がっているようですが、レビューを見る限り、中には不良品が含まれていたりもするので、評価がよくて安定しているものをいくつか紹介します。
フィリップス ・ウェイクアップライト Philips Wake-Up Light HF3520 |
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YABAE Wake Up Light | |
YABAE Wake Up Light USB充電 MY-6 | |
YABAE Wake Up Light 3段階調光 MY-3 |
YANABEのWake Up Lightは、万が一不良品だった場合、交換の対応もよいとのことで、価格も5,000円以下と良心的なので紹介してみました。
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