MMRワクチン接種後に自閉症になった女の子の動画を見て
(この記事は2014年1月24日に書いたものです。)
Youtubeの動画で、MMRワクチン接種後に自閉症になった女の子(Madison)のワクチン接種前と後の様子を見ました。
以前の記事で、自閉症とワクチンの関連性について書きましたが、やっぱりワクチンは影響あるのかなぁ、と思ってしまうような動画でした。
Madisonは13ヶ月のときにMMRワクチンを接種するのですが、生まれたときから1歳までの様子は、表情豊かで、写真を撮るときもしっかりカメラを見ていて、アイコンタクトがとれています。
それが、ワクチン接種後、高熱と共に発疹が出たので医者へ行くと、「バラ疹です。一般的なウィルスで、1週間ほどで(ウィルスが)消滅します」と言われました。
医者の言う通り、発疹や高熱はなくなりましたが、Madisonは言葉によるコミュニケーションがとれなくなり、欲求不満の度に悲鳴をあげるようになりました。
動画で見ると、MMRワクチンを接種するbeforeとafterで、 Madisonの様子は全く違うように感じます。
前半の豊かで愛らしいMadisonの表情が失われていく変化を見て、私は胸が痛みました。
この動画のコメントに、「自閉症はワクチンによって引き起こされません」と書いている人がいましたが、本当に、この問題はいろんな意見がありますね。
私はこの動画を見て、自閉症は生まれつきの人もいれば、ワクチンの影響を受けて後天的になる人もいるのかな、と思いはじめました。
家族や親戚に自閉症が多発している例はよくあるので、遺伝的要素は否定できない気がしますが、後天的に脳へ何らかの影響を与えたときにも、自閉症を発症する可能性があるのでしょうか。
いろいろ考えさせられる動画でしたが、Madisonのご両親の愛情が伝わってきて、素直によい動画だな、と思いました。