自閉症の顔の特徴とは(ミズーリ大学の研究)子供の顔から解析
(この記事は2014年1月19日に書いたものです。)
「自閉症児は(定型発達の子と)異なる顔の特徴を持っている」(Children with autism have distinct facial features)という一昨年のCBSのニュース記事を見ました。
ミズーリ(Missouri)大学のKristina Aldridge助教授による研究では、自閉症の男の子64人と、定型発達の男の子41人の顔の17箇所をを3次元カメラでマッピングして解析しました。
その結果、自閉症児の顔に共通した特徴が発見されました。
・自閉症児は、目を含む、顔の上部の領域が広い。
・自閉症児は、頬と鼻を含む、顔の中間の領域が短い。
・自閉症児は、口と人中(上唇の上、鼻の下にあるくぼみのこと)が広い。
Kristina Aldridge助教授によると、この研究結果は、自閉症スペクトラム障害の研究をさらに発展することを可能にする、と述べています。
私の娘はアスペルガー症候群(現在は自閉症スペクトラム障害に含まれるようになりました)ですが、娘ということもあり、男の子を対象としたこの研究結果に、いまいちピンとこないのですが、うーん、どうなんでしょうね。
たしか、「自閉症やアスペルガー症候群には、顔つきに特徴がある」ということが書かれた本もあったと思います。(何の本か忘れました)
でも、療育センターなどで、自閉症のお子さんたちに会って、特に共通した特徴をはっきりと感じることは、ダウン症のそれと違い、私はないです。
3次元カメラなど、特殊な機械を使い、統計的に解析した結果なのでしょうが、肉眼でぱっとその違いをはっきりと感じ取ることはできるのでしょうか?
自閉症のお子さんによく会う環境の方、上の研究結果をどう思いますか。
私にはいまいち、わかりません。。。
娘の人中をじーっと見てしまい、「なに見てるのー」と言われました。
ちなみに人中とは・・・
↑ここだそうです。
たしかに、私の娘の人中は広いです。
療育センターで、みんなの人中をじろじろ見ないように気をつけます。。。